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船越保武の代表作品

原の城



岩手県立美術館より

船越保武とは?

明治45年岩手県で生まれた。
昭和4年、「ロダンの言葉・高村光太郎訳」に感銘し、彫刻家を志す。
昭和14年、東京美術学校彫刻科を卒業して昭和37年第5回高村光太郎賞受賞。
昭和47年第3回中原悌次郎賞受賞作「原の城」をローマ法王庁に寄贈、翌年ローマ法王庁から大聖グレゴリオ騎士団長という勲章を受賞。
50年に受洗したのちは一環してカトリック信仰を作品の主題にした。

53年に制作して、現在宮城県美術館に展示してある「原の城」は代表作である。
これはキリシタンと農民3万7千人が一人残らず全滅した島原の乱に着想を得て制作したものと言われている。
口をわずかに開き、肩を落として疲れきった表情の兵士は、体全体から言葉では言い表すことができない深い感情が迫ってくる。
「杏」は61年に制作され独自の端正で清らかな雰囲気を持つ乙女の像で新制作展に出品された作品。
カトリックの洗礼を受け、宗教的な作品が多い船越保武だが、大理石彫刻家としても知られている。この婦人像のなめらかさは、大理石彫刻をこなした人でないと出せないものだといわれている。
この作品は札幌芸術の森美術館に設置されている。

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